2016年7月の記事一覧
オイスカ・JICA地球ひろば 訪問
7月8日(金)、外国語科3年次の生徒40名が、公益財団法人オイスカ、およびJICA地球ひろばを訪問しました。オイスカではマレーシア・サバ州で環境保全活動を行っている担当者の方からオイスカの取り組みについて聞くことができました。JICA地球ひろばではまず、「豊かさとは何か?」というワークショップを行いました。先進国と発展途上国の2枚の写真を比較しながら、幸せの形について考えました。お昼はマレーシア料理を中心としたエスニックランチビュッフェで、各国の料理を楽しみました。午後は青年海外協力隊経験者の方からケニアでの活動体験談を聞き、国際協力のあり方について学びを深めました。参加者にとって、有意義で貴重な体験となりました。
加須市立 三俣小学校 訪問
6月27日(月)3年次外国語科の、田口瑠菜、寺田有花、野田聖来、橋本雪乃さんの4名は、「異文化理解」の授業の中で、「将来の多文化が共存する社会では、低学年の異文化理解教育がより重要である」という仮説のもと、近隣の三俣小学校で、自らが考えた「異文化理解」の授業を「総合的な学習の時間」に実践しました。各々が、さまざまな国の民族衣装をまとい、ゲームや架空の民族の異なる「あいさつ」の体験をプログラムに盛り込んで、2時間目(6年1組)と4時間目(6年2組)(それぞれ約40名)で行いました。本校の生徒は「2回目のほうは、1回目を改善できたので、より盛り上がった。緊張したけれど、楽しく、貴重な経験となった」と言っていました。4人の本校生は、これから、児童たちの意識が、授業の前と後で変化があったかなどを、比較検討し、自分たちの授業の検証を行います。ご指導いただいた埼玉大学の桐谷正信教授からも、お褒めのお言葉をいただきました。
また、上記の授業を行うに当たり6月7日(火)、授業を行う4人の生徒が、三俣小学校の6年1組と2組の担任の先生と、打ち合わせを行いました。児童の様子や普段の小学生の生活の様子など、伺うことができました。
埼玉大学飯島教授ご講演と留学生とのディスカッション
6月27日(月)の5時間目、外国語科2年次の実践英語の授業にて、埼玉大学から飯島聰教授とマレーシアからの留学生2名、ナビラさんとアイシャさんをお迎えして講義をいただきました。マレーシアに関しては少しずつ知識を深めてきた生徒たちでしたが、飯島先生ご自身のJICA専門家としてのインドネシア滞在のお話などからも新しく知る情報がたくさんあり、非常に興味深いご講演となりました。
また、放課後のマレーシア事前研修では留学生のお二人に、生徒それぞれのテーマに関連した質問を積極的に投げかけていました。質問も多岐にわたり、宗教から食、人気の日本文化まで、生徒たちは留学生2人からマレーシアの生の情報をたっぷり聞くことができたようでした。マレーシア研修がより一層楽しみになった研修でした。
「マレーシアの基礎知識」講演
6月24日(金)の5時間目、外国語科2年次の異文化理解の授業にて、マレーシア航空会社から中川雅弘様を、そして久喜北陽高校からマレーシアにお詳しい山本啓一先生をお迎えしてマレーシアの文化や社会に関する講演が行われました。
中川様からはマレーシア人と仕事をする上でのいいこと、大変なことを、山本先生からはマレーシアが持つ雰囲気や、経済を中心とした社会的状況をお伺いしました。マレーシアの訪問回数が多いお二方のお話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
また、お二方には5時間目の後にもマレーシア事前研修にご参加いただきました。こちらでは、マレーシアに実際に行く生徒に対してマレーシアへの渡航の際に気をつけなければいけないことなどを具体的にお話していただきました。不動岡高校の代表として、しっかりと調査ができるよう生徒たちも意識していたようでした。
↑ 中川雅弘様 ↑ 山本啓一先生