SGHニュース

2016年6月の記事一覧

異文化理解 第1回 パネルディスカッション

 613日(月)の4,5時間目の外国語科2年次の異文化理解の授業にて、4人のゲストをお迎えして第1回パネルディスカッションが行われました。

スーパーマーケットヤオコー古河店の店長、岩橋努様からは昨今人気が高まっているエスニックフードの取り扱い方に見る日本人の他の文化に対する考え方の変化や、外国人のお客さんへの対応の仕方やニーズの把握についてお伺いしました。実際の商品サンプルもお持ちいただき、生徒たちの興味が引きつけられました。また、韓国のご出身でエステサロンをご経営の春岡美淑様からは、多くの国籍の方を従業員として受け入れる上での文化摩擦にどのように対応しているかお話いただきました。そして、料理研究家でツアーコンダクターもしていらっしゃるマシータ様からは、ご自身の子育ての経験やイスラム教徒としての生活についてお話いただきました。最後にパキスタン人のご主人とレストランを経営していらっしゃるシャー早苗様からは、イスラム教に改宗するにあたってのご苦労やイスラム教徒の考え方などをお伺いしました。普段聞く機会の少ないイスラム教の話題に生徒たちは興味津々でした。

質疑応答も積極的に行われ、最後には埼玉大学の桐谷教授から総括の言葉をいただき、大盛況のうちに閉会しました。

     
            


 

SG課題研究Ⅰ(地域課題研究)始まる

 今年度の「SG課題研究Ⅰ」(2年次普通科文系・外国語科生徒対象)では、地域課題についての研究と、解決に向けた提案を行っていきます。

   69日(木)に、その導入となるSGH講演会を実施しました。講師は本校の卒業生である、加須市副市長・角田守良先生。加須市の四季を動画やスライドショーで御紹介いただいた後、市が抱える課題について御講義いただきました。少子化や年金・医療の問題など、生徒にとってはなじみの薄い問題も提示されましたが、生徒は資料を見ながら、しっかりと講義を拝聴していました。

    
 

 

異文化理解における食のフィールドワーク

 523日(月)、外国語科3年次、異文化理解の授業の一環で、「食」をテーマに研究しているグループが埼玉大学の食堂を訪問しました。埼玉大学の食堂ではイスラム教徒もある程度安心して食べることができる準ハラルメニューを提供しています。食堂部の店長さんや調理師の方に、準ハラルメニューを提供するに至るまでのご苦労や売り上げ状況など、様々な角度から話をいただきました。また、埼玉大学の飯島聰教授・桐谷正信教授から助言指導をしていただきました。今後の課題研究に生かしていきたいと思います。

  
   

異文化理解 中間発表

 520日(金)、外国語科3年次、異文化理解で行っている「多文化共生社会」における研究の中間発表をおこないました。外国語教科調査官の向後秀明先生をはじめとする、文部科学省の先生方、県立学校部高校教育指導課の先生方が来校し授業を見学されました。6つのグループに分かれ、それぞれの研究の成果をクラスメートやALTに向けて英語で発表をおこないました。