2015年11月の記事一覧
中国高校生友好交流大使500人訪日団第2陣30名来校
11月10日(火)午後、JENESYS2.0の一環として訪日している中国高校生友好交流大使500人訪日団第2陣100名のうち30名の生徒および3名の引率者が来校しました。到着後はFホールにて歓迎式典を催し、両校校長による代表挨拶、記念品贈呈、学校紹介とともに筝曲部の歓迎演奏でおもてなししました。5限は外国語科2年生の異文化理解の授業に参加し、日中の教育、高校生活、文化の3つのテーマについてディスカッションを行い、放課後は外国語科1年生も加わり、文化交流会を催しました。音楽部、チア部、吹奏楽部による歓迎演目を披露し、中国側の生徒もダンスのパフォーマンスを披露してくれました。また、7グループに分かれて、SGC(スーパーグローバルクラブ)の生徒が施設案内を行うなど、交流を深めました。
半日という短い滞在ではありましたが、訪日団一行にとっても本校生徒にとっても大変有意義な時間となりました。なお、一行は埼玉県内の各施設を訪問、ホームステイ等を通じ、日本の学生や市民との交流を深める予定です。日本文化体験、環境・歴史・文化施設訪問などを通じ、内外において高い評価と注目を集める「クールジャパン」に直接触れ、地方の魅力を感じる機会を持ちます。
生徒会長の歓迎スピーチ 記念品贈呈
異文化理解の授業にてディスカッション チア部による歓迎パフォーマンス
中国人生徒によるパフォーマンス 中国民謡を音楽部と中国人生徒で一緒に歌う
吹奏楽部による歓迎演奏
アジア・オセアニア高校生フォーラム参加
世界の共通課題についての意見交換や文化紹介などを通じて、リーダーを育成するとともに近隣である他国との理解を深めることを目的に、アジア・オセアニアの国と地域の高校生が意見を交わす「世界との対話と協働:アジア・オセアニア高校生フォーラム」が11月4日(水)から7日(土)にかけて和歌山県で開催され、本校から普通科1年生の木許亜耶さん、堀すずかさんの2名が参加しました。海外からは21の国と地域から21校、開催県である和歌山県内からは11校、県外からは不動岡高校を含む5校が参加し、「津波対策をはじめとする防災対策」、「グローバル化と観光・文化交流」、「経済成長に伴う環境問題」についてそれぞれのテーマで研究発表、および意見交換を行いました。
4日はテーマごとに各幹事校に分かれ、不動岡高校は那賀高校で開催された環境問題の分科会にて、「日本の自動車産業における環境問題への取り組み」に関する研究発表を行いました。5日は和歌山県県民文化会館大ホールにて全体会が開催され、前日に行われた分科会での研究成果のまとめを発表しました。夜はホテルで県知事主催の晩餐会が催され、2人は海外からの参加者や他校の生徒らと交流を楽しんだようです。6日は高野山での世界遺産研修ということで、紀伊山地霊場と参拝道散策や阿字観体験をし、7日はホストファミリー先でそれぞれの時間を過ごしました。
分科会での研究発表 全大会での研究発表
全体会を終えて集合写真 晩餐会の様子
高野山にて ホストファミリーと記念撮影
和歌山県民文化会館にて
グローバルクラス(毎週水曜日・6限目、1年次生対象)が始まりました
SGH1期生である、130回生では、1年後期の10月からグローバルクラスが開講しました。この講座では、課題研究の基礎を学ぶとともに、継続的に研究を行うことで、より質の高い課題研究を実施することを目的としています。具体的な指導内容として、本校のSGHが研究対象として設定した、3分野5項目(環境との共生(ゴミ問題・エネルギー問題)、他者との共生(多文化共生)、地方創生(少子高齢化と過疎対策、伝統工芸、地域産業))において、共通する課題を有するパートナー国として、アメリカ合衆国を研究対象のフィールドに位置づけ、課題研究の基礎的事項としての「課題の発見方法」「課題研究の手法」「解決に至るプロセス」を生徒達に身につけさせます。
さらに、その一連のプロセスから学んだことを国内のみならず、海外にも広める「発信力(日本語・英語)」も育成します。また、実際に海外に飛び出し、現地の高校生(ボストンラテンアカデミー)や大学生の前でプレゼンテーションを行い、さらに質疑応答やディスカッションへと活動を進化させていく予定です。そのために必要なスキル(情報発信力、ICT活用能力、英語運用能力、プレゼンテーション能力)の向上も図っていくことを目的としています。
1年次生Fプラン(総合的な学習) SGH 基礎講座(ディベート講義)
10月15日、Fプランの時間を利用して、ディベートについての取り組みが始まりました。今回は第1回目として、中央大学から矢野善郎教授をお招きして、ディベートの基礎講座を行っていただきました。レジュメを用意していただき、「ディベートとは何か」ということについて、一から教えていただきました。具体的には、①ディベートはどういうものか、②なぜディベートをするのか(ディベートの意義)、③良いディベートとは何か、④ディベートでやってはいけないことは何か、という順で説明していただきました。
生徒達は、熱心に矢野先生の講義に聴き入り、メモをとる生徒も多数見られました。今後の実際のディベート活動に向けた心構えができました。