お知らせ

2024年1月の記事一覧

令和5年度 生徒研究発表会

本校では、生徒たちが主体的に取り組む探究活動を実施しています。
 このたび、その成果を発表する「生徒研究発表会」を1月26日(土)に開催しました。(会場:パストラル加須)
 発表会は、放送部の生徒が司会・進行を務めました。代表生徒たちは、テーマの概要、研究方法、成果、考察をわかりやすく発表しました。会場からの質問に対しても、しっかりと回答していました。
 発表の様子から、生徒たちの研究への熱意が伝わってきました。また、発表では、研究の成果をわかりやすく伝えるために工夫を凝らしたプレゼンテーションを披露する生徒もいました。
 今後も、生徒たちが主体的に学び、成長できるような探究活動を継続して実施していきます。
 発表テーマは、以下の通りです。
  1年生 未来探究より   「麦わらを使ったストローを作ろう」
      数学課題研究より 「2乗数の和に成り立つ普遍的性質」
  2年生 地域課題研究より 「出張!不動岡塾 in 富士見」
                                                 「北本市を盛り上げよう」
      異文化理解より  「Japanese Food for Muslims」
                  「Elementary School Education for International Children」
      理数探究より   「雨に濡れない!?傘の差し方」
                  「円上を回転する図形の軌跡」
      保健体育より   「肺活量を化け物級に」
      ふくしま合宿より 「これからの福島」
 発表会のご来賓として、埼玉県教育局高校教育指導課及び埼玉県立総合教育センターの指導主事の皆様方にご出席していただきました。
 「文理の枠を超えた多様な探究テーマを取り上げながら、質疑応答を通してそれらを会場全体で深めていこうという雰囲気が大変すばらしい」とのご感想をいただきました。誠にありがとうございました。

 

R5年度理化学研究所訪問

令和6年1月19日(金)に理化学研究所 仁科加速器センター(和光市)を訪問してきました。2年次理数探究選択者を対象に希望者24人の生徒が参加をしました。(本事業は三菱みらい育成財団による助成を活用しています)

研究所訪問内容は

①センター長 櫻井 博儀様、専任研究員 磯部忠昭 様による仁科加速器センターに関する講義

②研究所見学

③質疑応答

となっています。世界の第一線で活躍する研究者の研究施設を訪問し、生徒は自然科学への興味・関心を深めることが出来ました。また、櫻井様には今回の研究所訪問だけではなく2年次理数探究で、ゼミや実験等のご指導を頂いています。

 

12/26~28 ウィンターセミナー(英語合宿)を実施しました

12月26日(火)~28日(木)の2泊3日で

千葉県成田市にあるホテル「マイステイズプレミアム成田」を会場にウィンターセミナー(英語合宿)が行われ、1年生の希望生徒35名が参加しました。

 このセミナーは、ネイティブの講師の先生方によるAll Englishでの様々なプログラムに参加することで、英語での発信力・表現力を高めることができるというものです。

生徒たちは3日間英語漬けの環境で、英語のスピーキング、クリティカルシンキング、ディスカッション、プレゼンテーションなどの活動に意欲的に取り組み、めきめきと力をつけていました。

また、講師の先生方の出身国の文化(イギリス・オーストラリア・フィリピン・コンゴ民主共和国)についてのお話を聞き、異文化についても学んでいました。

 宿泊先のマイステイズプレミアム成田は成田空港から近く、海外からのお客様も多数滞在されていましたので、授業外の時間にも様々な国の雰囲気を感じることができ、刺激を受けた生徒も多かったことと思います。

ぜひこの体験を今後に生かして、日常的に楽しみながら英語を使うとともに、自分の考えを世界に発信できるようになっていってもらいたいです。

1学年 科学プレゼン講演会を行いました

1月6日(土)の3時間目に、獨協大学経済学部教授の岡田圭子先生をお招きし、科学プレゼン講演会を行いました。

講演では、どのようなグラフでデータを示せば効果的に伝えることができるか、また、それらをどのように英語で表現すればよいかについて丁寧にお話ししていただきました。

さらに、グラフを説明するための英単語の紹介や、TOEICやIELTSなどの外部試験を突破するためのグラフ読解のコツや対策問題までご用意いただきました。

最後には、ユーモアな動画でプレゼンテーションのコツを紹介していただき、3学期末に控える未来探究での最終発表に活かすことのできる内容が盛りだくさんでした。

全体を通して、アプリケーションを用いて双方向で進めてくださり、生徒の声や考えをリアルタイムで受信しながらご講演いただきました。50分という短い時間でしたが、情報量の多い、しかし丁寧で分かりやすいご講演でした。

138回生のみなさんには、ぜひ今回の講演内容を今後に活かしてほしいです。

《講演の様子》

12/27~12/28 第7回ふくしま学宿を実施しました

冬期休業中の12/27、28で、第7回ふくしま学宿を実施しました。

東日本大震災が発生した2011年当時、福島第一原発事故の影響で居住が困難になった双葉町の方々が加須市へ避難していたということもあり、本校では毎年この時期に福島県でのフィールドワークを行っています。これまで180名以上の生徒がこの研修を通して福島に足を運び、考え、学んできました。今年は1,2年生19名が参加し、10月より4回の事前研修を行ってきました。

フィールドパートナーとして、昨年に引き続き、一般社団法人ふたばプロジェクトの小泉良空さんにご同行いただきました。

1日目は双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館の見学、浪江町にて請戸小学校や大平山霊園、請戸漁港のフィールドワーク、楢葉町にてJAEA楢葉遠隔技術開発センターで災害時用ロボットの操作体験を行いました。

2日目は双葉町のフィールドワーク、富岡町東京電力廃炉資料館、新福島変電所、Jヴィレッジの見学を行いました。

実際に足を運ぶことでしか感じ取ることのできない現場の「今」を学ぶことができる実りのある2日間でした。

震災が及ぼした影響を現地の方々から話を聞くことで知識だけでなく、気持ちや状況を想像することの大切さ、自分たちにできることを考え、学ぶことができました。

また、復興に向けた様々な施設の建設や廃炉に向けた知識やロボット技術の革新、エネルギーに関する課題などについても学ぶことができました。

①東日本大震災・原子力災害伝承館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②1日目夜のワークショップの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③JAEA楢葉遠隔技術開発センターでの原子炉内VR体験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④JAEA楢葉遠隔技術開発センターでの集合写真

JAEA楢葉遠隔技術開発センター内での集合写真