2023年11月の記事一覧
東京大学研究室訪問(11/14)
11月14日(火)東京大学本郷キャンパスを1年生9名が訪問しました。
まずは、赤門前で記念撮影。
その後、東京大学大学院理学系研究科 教授 鍵 裕之先生の研究室と、教授 平田 岳史先生の研究室を訪問し、講義と施設見学を行いました。
鍵先生の研究室では、地球を構成する物質について研究を行っています。地球の中心部の鉄には水素原子が含まれているというお話はとても興味深かったです。どのように含まれているかはまだわからないそうなので、今後解明されていくことが楽しみです。高圧下での氷の結晶を作る実験をしました。普通の氷は水に浮きますが、高圧下で作られた氷は水に沈み結晶構造も違っていました。
平田先生の研究室では、宇宙の歴史から太陽系の歴史について講義をしていただき、太陽系には他と比べて非常に多い原子が存在しているというお話を聞きました。それがどうしてなのか、とても興味深かったです。隕石にレーザーを当てて出てきたウランと鉛の割合から、隕石の年代測定をしました。ほんの数秒で年代測定ができることに大変驚きました。
最新の研究に触れ、大学のことや大学院の話など、多くの話をしていただき、大変有意義な時間となりました。
先生方、TAの皆さんありがとうございました。
普通科2年道源結衣さん、埼玉県高等学校英語スピーチコンテスト 銅賞受賞!
11月14日、さいたま市立大宮国際中等教育学校にて「埼玉県高等学校英語スピーチコンテスト」が実施されました。
本校は毎年出場しており、今年は学校代表として2年2組道源結衣さんが出場し、銅賞を受賞しました。”Speak Simply, Act Kindly”というタイトルで、自身がボランティアとして外国人向け防災講座のボランティアをした経験をもとに「やさしいにほんご」の必要性について、表情豊かにスピーチを披露しました。このスピーチコンテストに出場するに当たっては、夏休みから原稿の推敲を重ね、ALTの先生方にもご指導いただきました。日頃のスピーチの練習後は、部活動の練習にも参加し、部活とスピーチの練習、そしてもちろん学業との両立を図りながら努力を重ねていました。これからの活躍も期待されます!
「EUがあなたの学校にやってくる」講演会 在日リトアニア大使館外交官 アイステ・シャドゥイキエネ様
令和5年度11月9日、2年生探究活動の「異文化理解」選択者を対象に、在日リトアニア大使館外交官 アイステ・シャドゥイキエネ様よりご講演いただきました。日々国際会議に参加し、グローバルに活躍する異文化理解のスペシャリストから直接お話をいただく貴重な機会でした。
EUの創生から現在の世界をリードする存在となるまでの歴史はもちろん、合意形成が難しい世界の中で、歴史的に見れば対立構造にあった27か国の国々が1つになって共同するという意義について、生徒たちは感じ取ることができたと思います。また、リトアニアの過去と現在をテーマにお話いただく中で、アイステ様の「歴史的に他国からの抑圧にも耐えうる原動力は、リトアニア人としての誇りである」という言葉が印象的でした。
質疑応答では、外交官としてのアイステ様に、現在の不安定な国際情勢の中で差別や偏見をなくすためにできることについて、生徒から質問がありました。その答えの中には、移民を受け入れることを誇りとし、そして彼らの文化を尊重するという、異文化理解が果たせる役割を学ぶことができました。
来週行われる、グループ別の中間研究発表も期待しています。
第34回ポプラカップ英語スピーチコンテスト開催
令和5年11月4日、第34回ポプラカップ英語スピーチコンテストが行われました。
これまで多くの名場面を生んできた本コンテストも、本校新体制である普通科のみの1,2年生のスピーカーで争われる史上初のステージとなりました。
テーマは環境、貧富の差、戦争、コミュニケーションなど、グローバル化する世界の中で、明日の未来を切り拓く力強いメッセージやアイデアに満ちたもので、聴衆に新しい視点を与えてくれました。
外国語科3年生MCのもと、数ヶ月に渡る発表準備の成果を存分に発揮し、声の抑揚や表情をはじめ聴衆を惹きつける工夫が随所にあり、レベルの高いコンテストとなりました。
結果は以下の通りです。
1位 道源 結衣(2−2)
2位 小林 朝陽(2−4)
3位 田部井 菜那(1−2)
特別賞
鈴木 稟子(2−2)
武井 壱哉(1−3)