お知らせ

2023年9月の記事一覧

芸術鑑賞会が行なわれました

9月21日(木)の午後に、久喜総合文化会館で芸術鑑賞会が行なわれました。

文化会館での実施は、コロナ禍以降4年振りです。生徒は午前中は授業を受け、各自で昼食を済ませて文化会館まで移動しました。

今回は和太鼓乱舞performanceZENのみなさんと新垣千里さんによる沖縄音楽の融合ということで、和太鼓の力強い演奏だけでなく、三線による沖縄民謡の演奏と歌唱を鑑賞しました。生徒達は演奏に合わせて手拍子をしたり、歌唱に合いの手を入れたり、一緒に音楽を作り出すことに楽しんでいました。

途中に行なわれた生徒の和太鼓体験では、体験希望者が多く、急遽2グループに分けて実施することになりました。すっかり和太鼓の魅力に引き込まれたようです。

あっという間の芸術鑑賞会でしたが、普段はなかなか耳にすることもなく目にすることもない和太鼓・沖縄音楽に触れることができ、大変充実した時間を過ごすことができました。

和太鼓乱舞performanceZENのみなさんと新垣千里さん、素敵な演奏をありがとうございました。

SDGsボードゲームを行いました(1学年「未来探究」)

9月19日(火)6限、1学年未来探究にて株式会社TOKYO EDUCATION LAB様にご協力いただきSDGsボードゲームを行いました。

SDGsボードゲームはすごろくゲームで日本全国を回りながら、日本や各自治体が実際に直面しているSDGsに関わる課題・問題について学び、プレイヤー同士で協力することで問題解決を行い、ポイントを稼いでいくゲームです。

ゲームの中で、SDGs達成までの道のりを体験でき、今後生徒たちがSDGsを探究していく上で知っておくべき様々な実例や解決への取り組みを知ることができました。今後の探究活動で活用してほしいと思います。

令和5年度地学野外実習②「城ヶ島で地学」

令和5年9月17日(日)、今年度2回目の地学野外実習を実施しました。生徒は総勢29名、大型バス1台、日帰りです。三菱みらい育成財団の助成により参加費(バス代)の負担がないということもあり、希望者を募ったところ、ふだんは運動部で忙しい生徒なども加わり、学年、クラスや部活動を超えた集団で行ってきました。

城ヶ島は三浦半島南端に位置する東西2km、南北500mの小さな島です。隆起してできた岩場の海岸の地層が美しく、様々な地質現象や堆積構造、地形を見学するには絶好の場所です。暑い一日でしたが、島を半周しながら、ポイントごとに観察をしまとめてゆきました。午前10時が干潮でしたので、途中の約1時間は磯での生物観察も行いました。

 

オーストラリア・カフェを開催しました

9月14日(金)昼休みに、本校メディアセンター(図書館)にて、オーストラリア・カフェを実施しました。夏休み中にオーストラリア研修に参加した2年生20名が、オーストラリアの体験をGoogleスライドでまとめたポスターを見せながら、姉妹校(キンガロイ高校)での学校生活やホームステイの体験を小グループで共有しました。現地のスーパーマーケットにて「英語で買い物実習」をした際に購入したオーストラリアのお菓子を少しずつ持ち寄り、カフェに来た1年生にプレゼントするサプライズもあり、どのグループも和気藹々とした雰囲気で、情報交換が行われました。今回のカフェには、60名を超える参加者があり、国際交流への意識の高さが伺えます。今後もこのような海外研修参加者による交流の場を設けていきたいと思います。

 

グローバルスタディーズプログラムを実施しました!

夏季休業中の7月31日から8月4日の5日間、国内留学「グローバル・スタディーズ・プログラム」を実施しました。

参加者は生徒121名、英語ネイティブの講師と米国の大学生及び日本の大学への留学生合わせて22名がファシリテーター、ディスカッションリーダーとして来校しました。彼らの出身国は様々ですが、皆非常に高い見識とコミュニケーション能力を備えた方々で、会場となった不動岡ホールは終始グローバルな雰囲気に包まれました。

"Self-Discovery Challenge"をテーマに、自分の個性や才能を知り、それを活かした社会貢献について英語で考え抜き、発信する5日間。最初は自信のなかった生徒たちも、様々なワークショップを通してディスカッションリーダーたちに自分の考えを英語で表現できるようになり、最終日には全員がプレゼンテーションをやり遂げました。

事後のアンケートでは、プログラム全体に対して98%の生徒が「非常に満足」または「満足」と回答し、今年度も非常に充実したプログラムとなりました。 

【生徒の感想】

・色々な国の人と英語でディスカッションをすることを通じて、新しい考えや夢を得ることができた。それだけでなく、自分の英語に自信が持てるようになったので、とても良い経験になった。これからは、このプログラムで身に付けたコミュニケーション能力や自身の持ち方を学校でも生かしていきたい。

・グループリーダーとの話の中で、自国には子供たちが遊ぶための公園がないと聞き、各国の違いにとても驚いた。自分自身がいかに恵まれてた状況にいるかを知ることができ、もっと世界のことを知りたいと思った。そのためにも、外国の方と話ができるように、留学にもチャレンジしたいと思った。



1学年 ニュースリテラシー出前授業を行いました

9月7日(木)に、読売新聞教育ネットワーク事務局専門委員であられる鈴木美潮様をお招きし、ニュースリテラシー出前授業を行いました。

スマートフォンやタブレット端末の発展に伴い、誰もが情報の発信・受信・拡散を容易に行える現代社会において、何が正しい情報か、どうすれば正しい情報か否かが見分けられるのか等、現在の社会状況からニュースリテラシーに至るまで幅広くお話しいただきました。

45分という短い時間ではありましたが、生徒が実際に使用しているSNSでの事例や、ニュース・新聞記事を提示しながらお話しいただいたことにより、ニュースリテラシーについて身近に学ぶことができました。

途中、生徒が講師の鈴木様と一緒に新聞を広げ、新聞の書かれ方やどのような情報が掲載されているかを確認する時間がありました。若者の新聞離れが懸念される中、新聞には、多様で多角的で正確な情報が豊富に掲載されており、リテラシー力を高めるためにも日々新聞に触れてほしいというお話を、真剣に聞いている生徒の姿が印象的でした。

これから1学年は「未来探究」(総合的な探究の時間)の授業において、各自のテーマに基づく探究活動が本格化していきます。タブレットでキーワードを検索すれば多くの情報が瞬時に出てくることでしょう。何が正確な情報なのかを見極める際に今回の出前授業の内容を思い出し、役立ててくれることを願います。 

〔出前授業の様子〕

 

〔新聞を広げ何が書かれているか確認している様子〕

加須市主催「外国人向け防災講座」に、ボランティアとして参加しました!

9月3日(日)加須市主催の外国人向け防災講座に、本校2年生異文化理解選択者の中の希望者がボランティアとして参加しました。

本校131回生外国語科(2019年3月卒業)の生徒たちが作成し加須市に提供した外国人向け防災マニュアルを使用し、加須市在住のインドネシア人の方々に、災害時の対応方法を身振り手振りを交え、やさしい日本語で防災について説明をしました。

水害や地震発生時の避難の方法、また災害時に対する備えについて、加須市から配布されたハザードマップ等も用いて、実際の避難場所の確認などをインドネシア人の方々と一緒に行いました。

講座終了後にも、やさしい日本語や簡単な英語を交えながら、受講者の方々と話し合う生徒の姿が見られました。どの生徒も、防災関係の話だけでなく、インドネシアの文化についてや、日本で生活について、積極的に質問しており、時には笑い声も起きるなど、活発な交流が見られました。生徒にとって、異文化に触れる大変貴重な体験となりました。今後も、このような活動ができるよう加須市とも連携を取っていく予定です。