2018年2月の記事一覧
本日のSGH
本日は、外国語科の科目『異文化理解』での課題研究発表会を実施しました。
【研究テーマ】
日本の少子高齢化社会への対応策として、生産年齢人口減少に応えるために移民の受け入れを促進することが考えられている。
この場合、…
、海外から様々な価値観や生活習慣を持つ人々と共生することになるが、そこではどの様な課題が生まれ、どの様な対応が求められるだろうか?移民の受け入れが促進された上で想定される具体的な問題点を挙げ、その解決策を研究する。
【本日の内容】
設定課題は、『地域で働く外国人の孤独化と孤独感』・『外国人がゴミの分別方法を知らないことによるトラブル』・『地震時の避難方法を知らないことによる非安全性』など8項目です。それぞれの課題について、加須市役所や商工会、市内企業や施設を訪問し、御担当の方から直接課題の状況を聞き取ることで概要を把握し、現状から課題を設定してその解決策を考案・検証しました。その内容を英語で生徒相互にプレゼンテーションし、英語による問答で理解を深めようとするものです。
SS物理ユニット研究所訪問
2月13日(火)に、2年次物理選択者の希望者20名が理化学研究所仁科加速器研究センター・RIビームファクトリー(RIBF)を訪問しました。
RIBFでは、原子核の構造と反応についての研究が行われており、新元素「ニホニウム」もRIBFで発見されました。東京大学 櫻井博儀 教授に原子核物理の基礎や実験装置について説明をしていただきながら、世界の第一線で活躍する研究者が利用する研究施設を見学することができました。見学後には、研究に関することや学生時代の過ごし方などについて質疑応答が行われました。
写真はレゴブロックでつくられた核図表と超伝導リングサイクロトロン(SRC)の前で説明を聞いているときのものです。東京タワー2つ分の重さであるSRCは、ウランなどの重い原子核を光速の70%まで加速する装置で、世界最強のビーム強度をもっているそうです。
以下は、参加した生徒の感想です。
「初めて見る巨大な装置に驚いた。櫻井先生のお話もとても面白く、有意義な時間を過ごすことができた。」「この講座に参加してもっと物理に興味をもつことができた。未知の物を発見することはとても難しく多くの人の努力が必要だと分かった。また、自分も将来未知の物事を発見したいと思った。」
SSH・SGH生徒研究発表会
本日、パストラル加須において、平成29年度SSH・SGH生徒研究発表会を実施しました。前半にSGHの発表7本、後半のSSHの発表を8本行いました。いずれの発表も7分間の発表時間で興味深い内容を分かり易く、時にユーモアを交え発表しました。発表を聞く側の態度も良好で、質疑応答の4分間は時間が足りないくらいの質問が行われました。また、司会生徒の進行も素晴らしかった思います。