2015年10月の記事一覧
【JICA草の根協力事業研修】 ブラジルからの研修員が来校しました。
10月5日(月)、JICA草の根技術協力事業の一環で、ブラジルから教育関係の研修員6名が本校を訪問しました。当日は歓迎式の後、外国語科2年生の授業に参加していただき、「教育」というテーマのもとで、教育制度、カリキュラム、校則、英語教育、IT教育、不登校等について生徒たちがプレゼンテーションを行い、活発な質疑応答が行われました。また、太田市で生活したことのある研修員から、日本での思い出や多文化共生についての話をしていただき、活発な意見交換を行いました。5限目は、学校紹介ビデオ、パワーポイントによる学校概要説明を行った後、授業見学・施設見学を行いました。放課後は、筝曲部、音楽部、応援団・チア部による歓迎演奏・演舞を鑑賞していただきました。また、体育館、西グランドの部活動見学も行い、剣道部では実際に剣道を体験していただきました。
半日という短い滞在ではありましたが、研修員のみなさんや本校生徒にとって有意義な時間となったのではないかと思います。なお、一行は10月18日まで日本に滞在し、引き続き、埼玉県内の学校や教育機関、施設の訪問や各種研修に参加します。
ブリーフィングの様子 外国語学科の生徒に用「教育」に関するプレゼンテーション
生徒の発表について質問をする研修員 研修員による講演
音楽部とともに 外国語学科の生徒とともに
剣道体験 応援団・チア部とともに
応援団の激励に応える研修員 研修員からの記念品贈呈
SGH文化講演会と海外研修報告会
また、講演後にはSGHのドイツ研修及びマレーシア研修に参加した生徒たちが海外研修報告会を行いました。現地で触れた文化の違いや多文化共生の現状などの報告をし、実際に現地で行った英語でのプレゼンテーションを行いました。
今回の講演会及び海外研修報告会を機に、一人でも多くの生徒が世界に羽ばたける不動岡生として、知識・技術だけでなく、コミュニケーション能力の向上や異文化理解に努めていって欲しいと思います。
SGH 「多文化共生」グループパネルディスカッション
テーマは前期に学習を重ねてきた「多文化共生」について、マレーシア事情を参考にし、グループの考えをパワーポイントで発表するものでした。前提となる「課題」は、日本の人口減少問題。将来、海外から様々な価値観を持った人々が日本に来て私たちと生活を共にするとすれば、どんな問題が生じるか?また、その解決策や改善策は何か?あるいは、そのような状況の中で、日本の産業を活性化させるために何ができるか?というものでした。
生徒はそれぞれの興味によって、6つのグループに分かれました。「教育」「宗教」「経済格差」「産業―伝統文化の融合」「食―米と茶」「産業―レストラン」についてのグループです。それぞれが、各ブースに分かれて、計6回の英語プレゼンテーションを行いました。わかりやすくするために、パワーポイントの他に、ゆかた姿でのプレゼン、実際に小物や、おにぎりを使っての説明など、工夫が凝らされていました。
聴衆は、1,2年生の外国語科の生徒全員、保護者、中学生、教員など。各ブースを回りながら発表に耳を傾け、積極的に多くの質問が出され、プレゼンターとの活発なコミュニケーションが見られました。
最後にまとめとして、埼玉大学の桐谷正信教授からコメントをいただき、発表会は成功裏に終了しました。
また10月2日には、堀江元マレーシア大使による御講演の後、7月にマレーシアでのフィールドワークを行った生徒たちによる発表が、全校生徒の前で行われました。
東大英語にチャレンジ(東大倶楽部)
9月下旬、東大倶楽部主催で、「東大英語にチャレンジ ー 1年生で解答できる東大英語ー」、「東大英語にチャレンジ ー 2年生で解答できる東大英語ー」の2つの講座を開講しました。1年生は参加者が少数でしたが緊張感のある授業が、2年生は40名の参加があり、熱気あふれる授業が展開されました。