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SSH生物実験実習講座「ウニの受精と発生を観察しよう」を行いました。

平成2978日(土)午後および9日(日)午後、10日(月)放課後にスーパーサイエンススクール(SSH)の生物実験実習講座として「ウニの受精と発生を観察しよう」を実施しました。

 材料として卵が大きく透明度の高いタコノマクラ(Clypeaster japonicus)を用いて、受精と発生の様子を観察しました。最初に生体と成体の骨格標本を観察し、五放射相称、歩帯と間歩帯、口器、肛門の位置を確認しました。次に生徒一人ひとりが卵を受精させて、自分が受精させた胚が発生していく過程を継続的に観察しました。また、受精卵を8℃、15℃、室温、30℃の各温度で発生させ、温度による発生速度の違いも確かめました。


●KClを注入して採卵・採精する。

 

  受講した生徒は、採卵・採精の方法や受精で受精膜が上がる様子、初期卵割、原腸胚、プリズム幼生、プルテウス幼生の各発生段階の形態を実物で観察し、ウニの発生を体験的に学習することができました。

 
●精子を希釈し、未受精卵に滴下して受精させる。

 

  二日目と三日目には、偏光板を光学顕微鏡に装着し、炭酸カルシウム結晶の複屈折性を用い、原腸胚後期およびプルテウス幼生の骨片を光らせて観察しました。

 
●プルテウス幼生の骨片

 

  観察の要所で行った講義では、「棘皮動物の系統分類と特徴」や「ウニ卵の発生」について、映像とスライドで体系的に幅広く深く学びました。

 

  この講座を受講した生徒は、生命の誕生や生物の体の作り方について興味を持ち、生物の学習意欲向上や生命科学分野への進路選択につながると思います。