不動岡ニュース
2年次未来探究 異文化理解 JICA講演会「国際協力の意義」
10月11日(木)の6時間目、異文化理解の授業において、国際協力機構(JICA)より徳田由美さん(資金協力業務部 実施監理第二課長)をお招きし、本年度2回目となるJICA講演会を実施しました。
徳田さんには「国際協力の意義~緒方さんの理念及び国際協力の現場から~」という演題で、国際協力の最前線でのお話をしていただきました。緒方さんの遺した「人間の安全保障」「現場主義」ということばから話は広がり、徳田さんがJICAの在外事務所(ケニア・エチオピア)で経験された実際のお話や、途上国の教育現場の実情などを聞くなかで、生徒たちはJICAの仕事内容や、日々教育を受けることのできる有難さを改めて感じたようです。
講演後には個別の質問対応が行われましたが、20名ほどの生徒が質問をするために徳田さんを訪ねていた様子が印象的でした。それぞれ、今日の講演会で気になったこと、各自の研究に関する質問など、質問内容も多岐に渡っていました。
それぞれの生徒にとって、たいへん実りのある時間となりました。
不動岡の探究学習が東日本グランプリを受賞しました!「みらい育成アワード2024」授賞式
9月28日(土)、丸の内KITTE4階のJPタワーホールにおいて、三菱みらい育成財団主催「みらい育成アワード2024」の授賞式が執り行われました。
本校は2023年度に三菱みらい育成財団の助成対象となりましたが、この度、本校の探究活動「未来探究プログラム」が高く評価され、「東日本グランプリ」を頂くことができました。2023年度に助成対象として新規採択された高校は全国で67件、その中で東日本グランプリを受賞できたことは、本校にとって大変喜ばしいことです。
本校は全校生徒が3年間を通して計4単位の探究学習に取り組みます。その対象の広さと、学年ごとに目標を定め、具体から抽象へ思考を深めていくサイクル、また充実した国内・海外研修が整っているということが主な受賞理由ということです。今年から始まった3年次の新科目「リベラルアーツ」についても、会場から多くの関心が寄せられました。
これまでSGH,SSH,外国語科などの活動を通して培ってきた経験を軸に、今後もさらに探究活動を発展させていきます。
■学際的な「科学的素養」を持った「明日の世界を創造する品格あるリーダー」を育成する未来探究プログラム ~生徒自らが主役となり実践する課題研究~
https://www.mmfe.or.jp/partners/2843/
■【みらい育成アワード2024~知見、実践、その想いを分かち合う~】を開催しました
https://www.mmfe.or.jp/news/6648/
グランプリの副賞として、盾と目録をいただきました。
本校教頭岡田によるプレゼンテーションの様子。
高校、大学、民間企業の受賞団体(グランプリ・準グランプリ)が並びました。
10月は不動岡高校 国際協力月間!
先週9/27(金)より、本校メディアセンター(図書館)前に、国際協力機構(JICA)元理事長である緒方貞子さん(1927-2019)の功績や遺した言葉を紹介するパネルが設置されました。
緒方さんは平成3年に日本人初、女性初の国連難民高等弁務官(UNHCR)に就任し、クルド人難民問題など国際紛争の最前線に立ち、世界平和の構築に懸命に取り組まれました。とことん現場主義を貫き、今一番困っている人を助けようとする彼女の姿勢から、今を生きる私たちは多くのことを学ぶことができます。
10月は「国際協力月間」として、国際協力関係のキャリアの紹介、また海外大学への進学の方法など、海外に関係する書籍もメディアセンター前にまとめてあります。また、10月10日(木)には緒方さんの功績から国際協力の在り方を考えるJICA講演会も予定されています(2年異文化理解選択者対象)。
このように、不動岡高校では、生徒が学校に居ながらも豊かな国際感覚を身につけることができるような企画が多くあります。不動岡生にはそれらの情報を敏感にキャッチし、より広い視野で物事を考えられるようになって欲しいと思います。
【地域ボランティア】1年生製作 交通安全キャンペーンマスコット「無事カエル」をドライバーの方々に配布しました
本校1年生が家庭科の授業内で製作した「無事カエル」。この交通安全キャンペーンは加須警察署と不動岡高校のコラボ企画で、今年度は1年生風紀委員が地域のドライバーの方々に配布し、交通安全を呼びかけました。
地域の皆様は「ありがとう」と笑顔で受け取ってくださり、 ボランティアに参加した生徒たちは、「こんな経験はしたことがない。このキャンペーンを機に、交通安全に対する意識が変わればいいなと思った。このボランティアに参加できてよかった」と笑顔で話してくれました。
【2024.9.26 埼玉新聞】
中学校・学習塾の先生方対象の学校説明会を開催しました
9/21(土)「教育関係者対象 学校説明会」を開催し、中学校や学習塾の先生、メディア関係の方など計23名の方が来校されました。ご多用の中ご出席いただいた皆様、誠にありがとうございました。
説明会では、少子化に伴う本校を取り巻く現況の分析、生徒募集や教育活動に関する本校の取組等について校長・教頭よりお話させていただき、授業・施設の見学会も行いました。また、ご希望の方は学食にて昼食をとりながら校長と懇談いただくなど、本校にとっても大変有意義な説明会となりました。
参加者の方々が、説明会の感想等をさっそく発信してくださっております。この場を借りて御礼申し上げます。
・梅野弘之オフィシャルブログ「変化よりも進化を求める不動の伝統校」