野球部 ~文武一道~

 

第103回 全国高校野球選手権埼玉大会  ベスト32(Dシード撃破)

令和3年度 東部地区高校野球新人大会  ベスト4        

令和3年度 春・秋 令和4年度 春 三季連続県大会出場中

2 8 4 9 0
中学生のみなさんへ

 不動岡高校野球部は現在、2年生8人、1年生20人、MG2人の計30人で「応援される野球部」をチームスローガンに掲げ、活動しています。人数は多くありませんが、その分、ひとりひとりをチームの重要な戦力として考えており、日々質の高い練習に取り組んでいます。

 本校野球部の目標は「甲子園で勝負する」ことです。しかし、その目標を目指していく中で、何事にも向上心を持って取り組むこと、人間力を高めること、チーム一丸となって目標に向かうことなど、高校を卒業してからの人生で大切になることも学んでもらいたいと思っています。

 ご存知の通り、本校は埼玉県で最も歴史のある有数の進学校であり、「部活をやっていたら、勉強がおろそかになって希望する大学に合格することができないのではないか?」と思う中学生の皆さんもいることでしょう。ですが、文武両道というのはそもそも国際的に見れば当然のことであり、メジャーリーガーの中にも医師の資格を持ちながらプレーしている選手や、世界でも有数の名門大学を休学してメジャーの世界に飛び込むような選手はたくさんいます。したがって、文武両道とは本来「二つで一つ」なのです。これこそが不動岡高校野球部の掲げている「文武一道」というモットーでもあります。そのモットーのもと、勉学にもきちんと取り組み、高い進路実績を上げていく中で、2019年春には県で準優勝の経験もある川越東高校を5-3で破り県のベスト32、2020年夏には代替大会に3年生誰一人欠けることなく、3年生のみで臨み東部地区ベスト8、2021年夏も春の県大会で16強となっていたDシードの大宮北高校を破りベスト32となりました。

 しかし、我々が目指すのはさらに先、「甲子園出場」です。

 

埼玉一の歴史と伝統を誇る本校で部活と勉強に全力を傾け、

共に甲子園を目指しませんか?

 

興味やご質問のある方は野球部顧問の荒井までご連絡ください。

mail:arai.hideki.09@st.spec.ed.jp

TEL:0480-61-0140

不動岡高校野球部の強み

①顧問が3人いる

大学まで野球部に所属していた教員が3人顧問に入っています。これほど手厚い指導者が揃っている公立高校はそれほど多くないはずです。加えて、3人とも情報のアップデート、自分の身体での試行錯誤、生徒への還元をしようと学び続けています。

 

②専用グラウンドがある

ライトが狭いため練習試合はできませんが、他の部活と兼用ではなく、野球部が専用で練習をすることのできるグラウンドがあります。練習試合は基本他校で行うため、電車代がかかってしまうデメリットはありますが、大会をホームグラウンドで行う高校は埼玉県にはありません。したがって、移動して様々なグラウンドで練習試合を行えることはポジティブに捉えています。

ただ、ライトは狭いですが、OB会の協力などもあってゲージを購入していただき、ボールが外に飛び出すことを避けての実践練習は問題なく行えます。また、冬でも内野ノック、フリーバッティングを行うことができるくらいの照明が完備されています。

 

③チームに勢いがある!

現在の監督、部長が赴任して今年度で5年目ですが、2019年の春には県大会で県準優勝の経験もある川越東を撃破してベスト32進出、2020年の代替大会でも東部地区ベスト8(県32相当)、2021年の夏は春に山村学園を破りDシードとなっていた大宮北高校に勝利してベスト32まで駒を進めました。そして、2021年の新チーム開始直後の東部地区新人戦では3位に入賞、2021春、秋、2022春と三季連続で県大会に出場するなど着実に結果を残し始めています。
しかし、県のベスト32で足踏みをしていることも事実です。この壁を突き破るためにも皆さんの力が必要不可欠です。ぜひ力を貸してください!

 

④野球だけじゃなくて進学実績も凄い

不動岡高校野球部は文武一道を掲げて活動しています。そして、この掲げたモットーに恥じないような活躍を、勉学の面でも野球部の選手たちはしてくれています。ここ2年の卒業生は京都大学、東北大学、埼玉大学、広島大学、東京学芸大学、福島大学などの国公立大学、早稲田、慶應、東京理科、中央、立教、青山学院、明治、法政などの難関私立大学にも続々合格しています。

 

⑤野球、勉強に限らない幅広い活動ができる

コロナウイルスが流行する以前は東京大学野球部の練習に参加させていただいたり、小学校へのベースボール型の出前授業を行っていました。また、現在はミーティングで各選手が読んだ本のプレゼンをしてくれています。
「高校野球を通じて見える世界を広げる」ことを不動岡高校野球部では経験してもらいたいと考えています。練習に限らない様々な経験を通じて、様々なモノの見方、捉え方を学べる環境で、本校の目指す人物像である「明日の世界を創造する品格あるリーダー」へと成長していってもらいたいと考えています。

 

⑥OB会の手厚い支援

我々野球部の活動には学校関係者の方々の協力が必要不可欠です。特に本校野球部の最上位目標は「応援される野球部」です。生徒たちはこの目標に向かって、山あり谷ありながらも少しずつ応援される野球部になってきています。その中でも最大の応援団はOB会の方々です。様々な場面でご協力いただき、我々の活動が成り立っていますし、大会での応援がとてつもない力になっています。このような協力体制があるのは歴史と伝統のある不動岡高校野球部ならではです。

 

⑦大学進学後も野球を継続してもらうことを見据えた指導

不動岡高校の生徒は大学に進学する生徒がほとんどです。我々は大学でも野球を続けてきた経験から、せっかく大学に行くのであれば、生徒たちにも大学で野球を続けてもらいたいと考えています。そのために「野球を好きなまま卒業してもらう」こと、怪我で無理をさせないことを意識しています。その甲斐もあってか、大学の硬式野球部で頑張っている卒業生が8人(東北大・埼玉大・茨城大・福島大・筑波大・東京学芸大・立教大・成城大)、準硬式野球部で頑張っている卒業生が2人(京都大・宇都宮大)、軟式野球部で頑張っている卒業生が1人(東洋大)います。
こんな先輩たちに続いてもらえるよう、我々は部員全員を丁寧に指導することを心がけています。

卒業生の声

第133回卒業生 加藤将義(熊谷・妻沼西中出身) 京都大学経済学部

 

 私は不動岡高校野球部に所属したことにより数えきれない程多くのことを得ることができましたが、その中でも一番決定的であったであろうものは逆算する力だと思います。逆算する力というのは、ある目標に対して自分はどの位置にいるかを分析し、さらに目標達成のために今の自分には何が必要なのかを判断する力だと考えています。私は公立高校である不動岡高校が強豪私立に勝つためには何が必要なのかを本気で考えることを通して、この力を身につけることができました。そしてこの逆算力は受験勉強をはじめ、これからの人生全てにおいてプラスに働くと思います。ここでしか成し得ない成長をさせてくれた不動岡高校野球部には、とても感謝しています。 

 

第133回卒業生 大島光平(熊谷・東中出身) 早稲田大学創造理工学部

 

 自分が野球部に入って良かったと感じたことは2点あります。1つは視野が広がったことです。入る前はただ野球が出来たらいいなと思っていましたが様々な仲間や先生方、トレーナーの方々の話を聞く機会が多く様々なテーマについて関心が広がりその考え方は野球にも勉強にも活用出来る場面がありました。2つ目は責任感を養うことです。野球部は不動岡生の中でもトップの集団となることを目標にしており、学校での生活を通して野球部としての自覚と責任により、有意義な学校生活を送ることができると思います。

 

第133回卒業生 飯塚朋仁(茨城・五霞中出身) 埼玉大学教養学部

 

 私は野球部に入って、互いに高め合える仲間と出会うことができました。野球に関する能力測定の結果や、顧問の先生やマネージャーが各練習試合の打席の結果をまとめ、部員に提示してくださる打率などのデータを、一緒にチームメイトと見ながら話すことで「負けたくない!」という気持ちが芽生え、共に高め合うことができました。高め合うことができたのは野球に関してではなく、勉強に関してでも同じです。野球部は負けず嫌いな性格な人が多く、毎回の模試や定期テストの順位を競っていました。この高め合いが野球部の進路実現にも繋がっていったのだと思っています。私自身入学直後は、野球部に入るつもりはありませんでしたが、野球部に入っていなかったら今の自分はないと思います。ぜひ、皆さんも野球部で文武一道を果たしてください。

 

第133回卒業生 藤田陽斗(蓮田・南中出身) 筑波大学体育専門学群

 私は不動岡高校の野球部に入ってたくさんのことを得ることができましたが、その中でも特に自分で「考える」力がすごく身についたと感じています。そしてその力は浪人の時に本領を発揮しました。高校時代から野球についての情報にたくさん触れ、自分に合うのか、そして、それは野球のなんの動作のために行うのか等考えて自分なりの最も最適なトレーニング方法や投球フォーム等にたどり着くことができました。前述した通り浪人の時に「考える」力は本領を発揮し、浪人の1年間で約10キロもの球速アップに成功しました。また、それは勉強面でも生きました。現役時は自分の勉強方法が確立できず色々な参考書を迷走していましたが、どれが自分に合っているかを考え抜き筑波大学に合格するほどの学力を最終的にはつけることが出来ました。この考える力は社会に出ても必要不可欠な能力だと思います。自ら考えて練習する環境の整う不動岡高校野球部に是非入部してみてはいかがでしょうか。

野球部大学合格実績

132回生(令和元年度卒業生)

国立大学:東北大学・埼玉大学・茨城大学・福島大学

私立大学:立教大学・明治大学・中央大学・法政大学・学習院大学・成城大学・明治学院大学・東洋大学

他多数

133回生(令和2年度卒業生) ※前年度卒業の浪人生含む

国立大学:京都大学・埼玉大学・広島大学

私立大学:早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・明治大学・立教大学・中央大学・法政大学・学習院大学・武蔵大学・成蹊大学・成城大学・明治学院大学

他多数

134回生(令和3年度卒業生) ※前年度卒業の浪人生含む

国立大学:筑波大学・東京学芸大学・埼玉大学・宇都宮大学

私立大学:東京理科大学・青山学院大学・明治大学・星薬科大学・成城大学・芝浦工業大学・日本大学・東洋大学

他多数

野球部日誌「質実剛健」

野球部日誌 「質実剛健」

令和4年度東部地区高等学校野球新人大会

新チームになってから初めて背番号を付けて戦う大会である東部地区新人戦が行われました。この新人戦ではベスト8以上に入ると秋の地区大会のシード権を獲得することができます。

今年の夏の主軸は3年生がほとんどという中で、2年生8名、1年生20名という若いチームがどれくらい野球をやれるのか。希望と不安が入り混じる中で大会に臨みました。

 

8月18日(木)

2回戦 vs五校連合 10-3 ○(8C)

     123 456 78   R

不  動  岡 010 020 07 10 

五校連合 000 000 12  3

初戦の相手は五校連合でした。連合チームではありますが、投手力と内野の守備力の高い好チームです。2回に四球をきっかけに先制しますが、それ以降はなかなか点数を取ることができません。緊迫する展開でしたが、釣部の打たせて取る投球を内野陣がきちんと守り、相手に点数を許しません。耐えながら守っていると、5回に先頭の田口のレフト前ヒットを皮切りに四球も絡み、2点を追加します。

ところが7回裏、堅い守りにほころびが見え、1点を失う嫌な流れ。このままずるずると行ってしまいそうなところでしたが、8回表に大久保の全力疾走の内野安打を皮切りに打線がつながり、最後は打者一巡して大久保が右中間へのタイムリースリーベースを放ち、一挙7点を奪います。その裏に2ランホームランを浴びますが、8回7点差でコールド勝ちを収めました。

 

8月20日(土)

3回戦 vs獨協埼玉 3-4× ●(延長11回)

     123 456 789 10 11    R

不  動  岡 010 200 000 0 0    3 

獨協埼玉 001 001 010 0 1×  4

シード権をかけて戦う3回戦。序盤は不動岡ペースで試合が進みます。先制したあとに追いつかれますが、直後に釣部、渡辺のタイムリーで2点を取り、5回を3ー1で折り返します。しかし、6回にワイルドピッチで1点を取られ、1点差で後半へ向かいます。

打線は5回以降もチャンスを作るも、チャンスでの1本が出ずに追加点を奪えません。守りできちんと耐えていましたが、8回裏にはそれまで好投を見せてきた釣部に疲れが見え始め、押し出しで1点を与え、同点とされてしまいます。9回はどちらも耐え抜き、延長へ突入。延長に入ってからもしびれる展開が続きましたが、延長11回裏、不動岡高校が力尽き、サヨナラ負けを喫しました。

 

今回の新人戦ではシードをかけた試合で敗れ、シード権を獲得することができませんでした。

ただ、スタメンの半分以上が1年生という若いチームの中でしびれる場面を2試合で経験できたこと、そして、シード決めの獨協埼玉戦では1点、1球に泣く経験ができたこと。このような経験ができただけでも、背番号を付けて戦った新人戦の2試合は新チームにとって大きな財産となっていくことは間違いありません。

本日も、自主練習ということで自由参加の練習でしたが、8割以上の選手たちが練習に参加していました。この向上心があれば、必ず秋の本大会では東部地区予選を突破し、県大会へと駒を進めることができるはずです。それだけの力を不動岡高校野球部は持っているはずです。選手たちの頑張りに報いるためにも我々指導者が成長しなければなりません。

選手、指導者共に地区大会の始まる9月2日までにできることをやっていきたいと思います。

 

今後も不動岡高校野球部の応援をよろしくお願い致します。

第104回全国高校野球選手権埼玉大会 2回戦 vs越ケ谷

     123 456 789 R

不  動  岡 010 210 000 4 

越  ケ  谷 001 010 21 ×  5

 

気持ちの整理に時間がかかってしまい、更新が遅くなってしまいました。夏の大会の越ケ谷戦の報告となります。

 

昨年の秋、県大会の代表決定戦で一戦交えている越ケ谷高校。一冬越え、お互いの実力はどうなっているのか。小雨が降る中で試合が始まりました。

先発投手の立ち上がりがよく、初回はお互いに0が入ります。2回表、5番で主将の阿部がヒットを放つと、相手のミスもあり2塁まで進塁します。6番は1年生で唯一ベンチ入りを果たしている大久保。このチャンスで大久保はレフト前に弾き返し、先制のタイムリーヒット!1年生がこの場面で大きな仕事を果たしました。しかし、3回裏に長打で1点を返され、同点に追いつかれてしまいます。

直後の4回表。先頭打者の4番川田がツーベースを放つと、阿部が送り、迎えるは先制タイムリーの大久保。ここで大久保は相手のレフトの頭を越えるタイムリースリーベース!なんと、1年生が2打席連続のタイムリーを放ち、勝ち越しに成功します。そのあと、2死3塁となったところで8番加藤がレフト前にタイムリーを放ち、2点を追加することに成功します。直後の5回表には3番佐々木のセーフティスクイズでさらに1点を追加し、4ー1。直後に1点を返されたものの、4-2で前半を折り返します。

ところが、6回。相手投手が変わると、打線の勢いが止まり、嫌な予感がした越ケ谷高校のラッキーセブン。2死からの四死球がきっかけとなり、2点を返されて一気に同点とされてしまいます。そして、8回裏、2死2塁から相手の1番打者が止めたバットに当たった打球は三塁前へ。この送球を焦り、暴投。1点を勝ち越され、最終的にはこの1点が決勝点となり、2回戦敗退となってしまいました。

 

 

「最低でも去年のベスト32以上」という目標を掲げ、大会が始まりました。思い返せば、昨年の夏の新チーム結成直後に行われた新人戦では3位入賞を果たすなど、県での上位進出も狙えるのではないかという期待感が高まりました。我々が赴任して5年目になりますが、秋・春と連続で県大会に出場したのはこのチームが初めてでしたし、100校以上が県大会に出られない中で、不動岡高校野球部を県大会の常連校への足掛かりを作ったのは今の3年生ということができるでしょう。

不動岡高校野球部がステップアップをしている時期に当たる今の3年生は入学当初から思うように部活ができない状況でした。野球部に入らないと言っていたのにいつの間にか入っていた生徒、中学はバスケ部だった生徒、図書委員の仕事を放課後に行ってから来る生徒、左打ちだったのが右打ちになった生徒、多種多様な部員が今の3年生にはいます。ただ、そんな3年生だからこそ、練習がない期間、満足に練習ができない期間があっても、その直後の練習試合で好プレーが続出する、我々指導者にも思いもよらないプレーが出る。そんなチームになったのかもしれません。監督も「練習していない方が良いんじゃないか」と冗談交じりで言っていました。

ただ、最後の夏、そんな自由奔放さ、割り切りが鳴りを潜めたような気がしています。昨夏の主軸が多く残る今夏、「勝つこと」への期待も高まっていました。2試合を通じてどこかついた点差を守り切れば良いんだというネガティブな感じで野球をしてる印象を抱きました。きっと、昨夏勝ち上がってからのプレッシャーもあったことでしょう。2度の冬、満足に練習できていない不安もあったでしょう。しかし、このような逆境の中で誰一人として欠けることなく、最後までひたむきに勝利を目指して野球を続けてくれた3年生には感謝しかありません。

 

不動岡高校野球部で培ったことを今後の人生で大いに生かしてくれることを期待しています。君たちと野球ができて本当に楽しかったです。今後の君たちの活躍を見守っていきたいと思います。

第104回全国高校野球選手権埼玉大会 1回戦 vs小鹿野

     123 456 789 R

不  動  岡 100 020 200 5 

小  鹿  野 000 000 400 4

 

いよいよ迎えた夏の初戦。相手は歌舞伎打線で名を売る小鹿野高校。場所は埼玉一暑い熊谷公園球場。熱戦になりそうな予感がしました。今年の夏は吹奏楽の応援が制限付きではあるものの解禁され、少しずつコロナ前に戻りつつあります。

初回、不動岡高校は1番高橋、2番後藤の連続ヒットでチャンスを作ると、4番川田のライト前タイムリーで幸先よく1点を先制します。2回以降は相手投手の緩急に苦しめられますが、先発の川田は6回まで3塁を踏ませない好投を見せます。5回表、再度高橋、後藤の連打でチャンスを作ると、4番川田のセンターオーバーのスリーベースで追加点を取ることに成功します。7回表には川田の打球がランナーに当たる不運がありながらも、2死満塁から5番の阿部がライト前へタイムリーヒットを放ち、5-0と有利な状況で後半を迎えます。

しかし、小鹿野高校も簡単には勝たせてくれません。7回裏、先頭を三振に取り、1死とするものの、ヒット、死球、死球で満塁のピンチを迎え、レフト前ヒットを浴びます。さらにこれをレフトが後逸し、走者一掃で3点を返されます。ここで川田を諦め、後藤にスイッチ。後藤は1点を失ったものの、7回をしのぎ切ります。1点差とされ、追加点の欲しい不動岡高校は8回表には満塁のチャンスを作るも、追加点を奪えず。嫌な流れの漂う守りでしたが、ここは後藤が3人で切って取り、最終回へと突入します。

9回表も3番佐々木がセンターオーバーのスリーベースを放ちますが、このチャンスを生かせず無得点。9回裏は簡単に1死を取るも、内野安打、四球で1、2塁とされると、ここで3番手の佐々木にスイッチ。佐々木は緊迫した場面での公式戦初登板となりましたが、1番打者をショートライナー、2番打者を空振り三振に切って取り、1点差を守り切り、ゲームセット。接戦をものにして何とか初戦を突破することができました。

 

やはり、夏の初戦はなかなか思うように試合を運ぶことができません。夏の大会の難しさを突き付けられる試合となりました。ただ、接戦を勝ち切ることができたという事実は選手たちにとって大きな自信になったことでしょう。この勢いをそのままに次戦へと向かっていきたいと思います。最後、粘り切れたのは初戦にも関わらず、吹奏楽、応援部、放送部、新聞部、先生方の声援があったからこそです。私自身も久しぶりの応援をベンチの中で聞き、不動岡高校の応援の迫力、凄みを改めて感じました。この応援を力に勝ち進んでいきます。

2回戦は7月12日(火)の11:30から越谷市民球場で越ケ谷高校と対戦します。本校は考査中ということもあり、生徒の応援は応援団のみとなっていますが、初戦の熱い応援を胸に勝ち切りたいと思います。

2回戦以降も不動岡高校野球部の応援をよろしくお願い致します。

抽選会を終えて

本校は学校祭も終わり、夏に向けてアクセルを踏み込んでいくのみ。梅雨が嘘であるかのような好天にも恵まれ、順調に練習試合を消化することができています。

 

さて、6月15日に第104回全国高校野球選手権埼玉大会の抽選会が行われました。本校は初戦で7月9日(土)に熊谷公園球場で小鹿野高校と対戦することが決まりました。11時30分試合開始予定です。今年の夏は、3年ぶりに吹奏楽、チアの応援が可能となる夏になります。やはり、夏の大会は応援があってこそ。生徒、保護者、OBなどたくさんの応援のおかげで、劇的な逆転勝利を収めた昨夏の大宮北戦の記憶はまだ色褪せません。

 

昨年は初戦で3年生に緊張感が見られる中、2年生の頑張りによって初戦で勢いに乗る勝利を収めることができました。最上級生になって迎える最後の夏。最後の夏というプレッシャーがある中でも彼らは、昨年のような活躍を見せることができるのでしょうか。ここにきて2年生がメキメキと実力を伸ばしてきています。昨年と同様、下級生の爆発力に期待を抱かせるようなチームになりつつあります。

本校野球部は3月まで3年生11人、2年生8人の選手で活動をしてきました。したがって、残り1枠を1年生が入る形になります。3年生にとっては最後の夏、1年生にとっては初めての夏。様々な思いで臨む夏ですが、2022年の夏は1回しかありません。不動岡高校野球部として、最高の夏を作り上げていきたいと思います。

 

今年の夏も不動岡高校野球部の応援をよろしくお願いいたします。

令和4年度埼玉県春季高校野球大会1回戦 vs川越南

更新が遅くなってしまい、申し訳ありません。春の県大会1回戦の報告をさせていただきます。

     123 456 789 R

不  動  岡 120 110 002 5 

川  越  南 120 003  01✕ 7

 

伝統校の所沢商業を地区の代表決定戦で破り、勝ち上がってきた川越南高校。三期連続で県大会に出場するようになり、県大会の常連となりつつある不動岡高校。そろそろ、不動岡高校野球部としては県で勝ち上がれるチームへとなっていきたいところ。熱い一戦になる予感。

 

先攻の不動岡高校は、初回、先頭の高橋がレフト前で出塁すると、リードでプレッシャーを与え、相手のミスを誘います。3塁前進み、3番佐々木のスクイズで幸先よく1点を先制します。しかし、その裏、いきなり相手の先頭打者に三塁打を浴びると、内野ゴロの間にすぐさま1点を返されてしまいます。

不動岡高校も負けてはいません。2回表、先頭の主将阿部がレフトへの二塁打を放ったことを皮切りに四死球や相手のミスを誘い2点を追加します。ところが、川越南も一歩も引かず、2点を返され、同点に追いつかれます。3回は両校0で抑え、膠着状態になるかと思われた4回表。先に点を取ったのは不動岡高校でした。8番の釣部が二塁打で出塁すると、9番松野が送り1死3塁。1番高橋はなんとここでセーフティバントを選択し、追加点。均衡を破ります。5回にも1点を追加し、前半を良い形で折り返します。

ところが、6回裏、先頭から二者連続でヒットを浴び、1、3塁とされると、併殺崩れ、内野安打で同点。ここで迎える打者は初回にいきなり三塁打を放った1番打者。この1番の好打者に右中間を破られ、勝ち越しを許してしまいます。何とか反撃をしたい不動岡打線でしたが、4回の途中から代わった2番手投手に抑え込まれ、反撃できず。春の県大会は初戦敗退となりました。

 

県大会に出場し、接戦に持ち込みながらも勝ち切れない状態が続いています。夏の新人戦で東部地区3位に入ったものの、秋、春と県では勝ち切れずに夏まで来てしまいました。夏は何とかこの状況を打破したいものです。

 

 

本校は今年、選手20名、マネージャー1名の計21名が新入部員として入部してくれました。選手間の競争も激化しており、1年生の中から夏の起爆剤となるような選手が出てくれることを我々は期待しています。春の大会で敗れて以降の練習試合では、打線に元気がありませんが、守りで粘り、接戦まで持ち込む試合ができるようになっています。本校は学校祭も終わり、あとは夏の大会に向けて調子を上げていくのみ。このまま夏までノンストップで突き進んでいきます。昨夏、ベスト16を目前で逃し、16決めで接戦を繰り広げた松山高校がベスト8にまで勝ち上がっていくのを悔しさを募らせながら見ていたはずです。その悔しさを晴らせるのは、この最後の夏しかありません。あの時の気持ちを忘れず、日々過ごしていきたいところです。

 

夏の抽選会は6月15日(水)に行われます。抽選会の結果はこちらのページで更新させていただきます。

夏の足音はすぐそこまで来ています。今後も不動岡高校野球部の応援をよろしくお願い致します。

令和4年度埼玉県春季高校野球大会抽選会

先日、4月19日(火)に春季埼玉県大会の抽選会が行われました。

本校は24日(日)に上尾市民球場で10時から川越南高校と対戦することが決まりました。西部地区は4つの地区のうちで一番激しい代表争いが繰り広げられている地域です。その西部地区を勝ち上がってきた川越南高校を相手にどのような戦いができるのか、楽しみな気持ちでいっぱいです。

 

昨年度は夏の大会でこそ3勝をすることができましたが、春、秋は県大会で勝つことができていません。「今年の春こそは!」という強い気持ちを選手たちは持ってくれているはずです。夏の大会のシード権獲得を目指し、成長しながら1歩1歩進めていきたいと思います。

監督は選手たちに「発展途上のチームなのだから、満点は求めない。ただ、今できる最大限の力を発揮しよう」と昨日のミーティングで言いました。現状の持てるすべての力を発揮できるように準備していきたいと思います。

 

県大会からは上限こそあるものの、有観客で試合を行います。

春の大会で躍動する不動岡高校野球部の選手たちにご期待ください。応援よろしくお願いします。

令和4年度春季高校野球大会東部地区予選代表決定戦 vs越谷東

                  123 456  R

不  動  岡 203 315 14

越  谷  東 010 201  4

 

春の県大会出場をかけての代表決定戦は、初戦をコールドゲームで勝ち上がり、勢いのある越谷東高校との対戦となりました。3月の末に練習試合を行った際は、引き分けに終わった相手。本校は初戦ということもあり、緊張感がありました。

当日は、前日までの快晴が嘘のような気温の上がらないどんよりとした曇り空。風も強く吹いている春の大会特有の天気でした。

 

しかし、心配も何のその。先攻の不動岡高校は2番後藤の三塁打を皮切りに、3番佐々木の四球、バッテリーミスの間に1点を先制。その後、4番川田のタイムリーで2点目を加え、幸先の良いスタートを切ります。

その裏、1死3塁のピンチを招きますが、無得点で切り抜けます。ただ、2回裏には下位打線に粘られ、レフト線に鋭い打球をはじき返され、1点を許してしまいます。ところが、このレフト線の打球をレフトの田口がうまく処理し、中継の佐々木、サードの後藤ときれいにつなぎ、三塁で刺すビッグプレーが出ます。これがチームに流れを呼び込みました。

直後の3回表には、3番佐々木から打線がつながり、5番の阿部、この冬に大きく成長した6番相原の連続タイムリーツーベースで3点を取ると、4回にも3点を加えて一気に流れを呼び寄せます。整備直後の6回には幸運な当たりも続き、一気に5点を追加して相手を大きく突き放します。

その裏に相手の気持ちのこもった攻撃に押されそうになりますが、取れるアウトをきちんと重ね、最少失点でしのぎ、ゲームセット。県大会への出場権を手に入れました。

 

点差はつきましたが、スイングの鋭い上位打線、きちんとボールを見極めて粘り強い下位打線に守りは苦しみました。相手の攻めの姿勢から学ぶことも多くありました。

県大会ではどんな相手が来ようとも、受け身にならずに攻めの姿勢で勝利を勝ち取っていきたいと思います。

 

 

県大会の抽選会は19日に行われる予定です。抽選の結果が分かり次第、こちらの方でもお伝えしたいと思います。

県大会では、今のところ一般の方も入場可能となっています。機会があれば、ぜひ球場で不動岡高校野球部の応援をお願いします。

令和4年度春季高校野球東部地区予選抽選会

本日、春季東部地区予選の抽選会が行われました。

本校は昨秋に県大会に出場していることもあり、シード権を持っています。新チーム以降、秋の地区予選、県大会では教員である私が抽選を引いていたのですが、今回は主将の阿部(羽生南③)が初めて抽選を引くことになりました。私と同様、抽選を引く阿部はとても緊張している面持ちでした。

そんな阿部が初戦免除のブロックを引き、本校は14日に越谷東高校と草加高校の勝者と代表決定戦で対戦することになりました。

 

3月21日までまん防の影響で土日の練習が制限され、練習試合初戦が24日と遅れはしたものの、ここまでチームは課題が出ては潰し…を繰り返して状態が上がってきています。

軽い怪我を持っている選手もいるので、日程にゆとりのあるブロックを引けたことは本校にとって幸運です。しかし、初戦を勝って勢いのあるチームと対戦することになるので、受け身になってしまっては元も子もありません。秋の結果は忘れて気持ちを新たに、挑戦者の気持ちを持って14日の試合に臨みたいと思います。

 

6日はOFFとなり、7日は始業式。いよいよ新年度が始まり、新入部員も入ってきます。今までの先輩たちが築き上げてきた伝統を引き継いでいけるよう、野球人としても、1人の人間としても成長していってくれることを期待しています。

 

最後になりますが、今年度も不動岡高校野球部の応援をよろしくお願い致します。

第134回卒業式を終えて

先週の月曜日、本校では134回生の卒業式が行われました。

式の終了後、野球部では保護者の方々から卒業記念品が贈られました。我々教員も少し話をする機会をいただいたのですが、話をしていると、本当にあっという間の3年間だったことを実感します。ただ、そのあっという間の3年間の中でも多くのことがありすぎて、ここでは語り尽くすことができません。

 

思えば一昨年の秋、東部地区予選の初戦で1-22の大敗を喫したどん底の場所から新チームはスタートしました。たくさんの先生方から心配の声をいただいたこともありましたし、夏にシード校を倒してベスト32に入る姿を想像できていた人はいなかったはずです。

しかし、監督の「恥ずかしいのは大差で負けたことではない、次の1歩を踏み出さないことだ」という言葉を胸に、次の1歩を踏み出そうと秋の練習、練習試合へと向かって行きました。我々が思うよりも134回生はタフでした。コロナウイルスの影響で冬の練習が積めない逆境の中でも、春には県大会出場を勝ち取り、夏はシード校を撃破する成長を見せてくれました。この134回生が踏み出した次の1歩、2歩が今のチームには大きな勇気となり、高い目標へと向かうことができる推進力になっています。

また、134回生は進学実績でも薬学部への2名の合格を筆頭にこちらの想像を遥かに超える実績を残してくれました。やはり、野球での頑張りが勉強へと結びついているのでしょう。文武一道を見事に体現してくれました。

 

 

大学で硬式野球や準硬式野球を続ける生徒も何人かいるようです。これからの134回生の歩みにも期待しています。もしも迷った時、悩んだ時はいつでも不動岡高校の野球部へと足を運んでみてください。我々はいつまでも味方です。

卒業おめでとう!

 

撮影時のみマスクを外しています。

※撮影時のみ、マスクを外しています。

2022年を迎えて

新年明けましておめでとうございます。

2022年も不動岡高校野球部の応援をよろしくお願い致します。

 

不動岡高校野球部は12/24〜1/3までのオフが明け、昨日から練習を再開しました。初日となった昨日はミーティングから始め、選手・マネージャー1人1人に今年の目標をスピーチしてもらいました。高橋(②・久喜)は「貪欲」という言葉を掲げ、最後の夏までの部活、志望校合格に向けての勉強に貪欲に取り組むと決意を表明してくれました。何事も器用にこなそうとする不動岡生にとって、一番必要なのがこの「貪欲さ」だと日頃から思っていましたが、今回改めて高橋が今年のテーマとしたことにより、チーム全体として貪欲さを身につけていってほしいと強く感じました。高橋自身は試合に出ていない時は常にアピールを欠かさず、「自分を出してくれ」という強い気を感じる選手です。その彼が貪欲に行くということですから、今年どのような成長を遂げてくれるのか非常に楽しみです。

選手1人1人が自律し、掲げた目標に向けて努力を重ねてほしいものです。

 

ちなみに、私は「英検準1級の取得(私自身は地歴公民科の教員です)」と「メモを取る」という目標を選手の前で掲げました。目標実現に向けて歩み続けたいと思います。

 

そして、昨年の11月に行われた5校リーグでは目標としていた全勝での優勝を達成し、3年連続での優勝を果たしました。夏、秋と主軸で活躍していた選手たちに元気がなかったものの、下位打線や1年生の活躍、2番手以降の投手の成長が目立つ試合となりました。これは春に向けて非常に良い材料です。チーム内での競走が激化すればするほど、チームとしての力は伸びていきます。今日のウェイトトレーニング中も「最近、1年生が伸びてきていて怖い」と言っている2年生がいました。身体が大きくなり、オフシーズンではありますが、選手間の切磋琢磨でチームはかなりいい状態になってきています。ケガだけには気をつけて実りのある冬を過ごしていきたいと思います。

 

昨年度は春、夏、秋と全ての大会で県のベスト32という、あと1歩が踏み出せない、あと少しで殻が破れそうなのに…というもどかしい1年でした。どの試合も完全な力負けというよりは、「勝てたのではないか?」と思うような試合でした。この悔しい思いを今年こそ晴らしたいと強く思っています。

繰り返しになりますが、不動岡高校野球部の応援を引き続きよろしくお願い致します。

 

 

 

写真は左から五校リーグで最優秀防御率を獲得した川田(②板倉)、優勝記念品のボール1ダースを持つ主将の阿部(②羽生南)、首位打者と打点王の二冠に輝いた後藤(②小針)の3選手。