音楽部日誌
【音楽部】ヴォーカルアンサンブルコンテストにて銀賞受賞
1月25日(土)久喜総合文化会館にて行われた第36回埼玉ヴォーカルアンサンブルコンテスト(SVEC)に音楽部も出場しました。今回は『O crux ave』(Rihards Dubra作曲)、『Gloria』(Cesar Alejandro Carrillo作曲)の2曲を演奏しました。
部員たちが金賞受賞を目標に設定し臨んだ今回の大会でしたが、結果は銀賞でした。惜しくも目標の成績には届きませんでしたが、昨年度の本校の成績である銅賞からは大きくレベルアップしました。
今年度はSVECに向けた音楽づくり、アンサンブルの部分に昨年度よりもさらに時間をかけ、丁寧に仕上げることができました。楽譜・歌詞をしっかりと理解し、どのような表現をすればよいか考えトライしていくことで、ただ楽譜をなぞるだけではなく自分たちの歌としての表現力を磨くことができたのは今回大会の大きな成果であったと思います。大会に向かっていく部活動の雰囲気も非常によく、特に最高学年である2年生の集中力にはとても頼もしさを感じました。
しかし今回の演奏を通じてさらなるレベルアップの課題がより明確に見えてきたのも事実です。まずは強弱のメリハリを作りホールの空間全体を支配するための十分な声量・音圧・声の豊かさの部分が、上位入賞している他校と比較すると足りていませんでした。(そして特に今回の審査結果に限って言えば、まず声量・響きがしっかりホール後ろまで伝わるか、が大事な審査ポイントになっていました。)
豊かな響きを残しながら、声量を上げることはすぐに身につくような簡単なことでは決してありません。発声の際の流す息の量や勢いの強化など、日々の地道なトレーニングによって体の使い方、出力を上げていくことで養われます。時間はかかるとは思いますが、この部分の向上が今後の課題です。
もう1つはハーモニーの精度、シビアさの部分です。ヴォーカルアンサンブルコンテストは無伴奏であるため、全て自分たちの声のみで勝負しなければいけません。和音の響きの良しあしはそのままホールの響きとなって如実に出てしまう大会です。
今後の活動としてはまず今週(1月29日(水))の東部地区音楽祭へ参加します。ヴォーカルアンサンブルコンテストと同じ久喜総合文化会館で再び『Gloria』を演奏します。次こそ会場空間を声で支配する響きを生み出そうと部員たちもリベンジに燃えています。
その後は声量や音感など合唱をやる上での能力の向上を図りながら、三送会、入学式など学校行事での演奏の練習、そして7月の定期演奏会、8月のコンクールに向けた練習を並行して進めていきます。
最後になりますが、今回会場まで足を運んでいただき応援くださった方、SNSにてお褒めのお言葉を送ってくださった方、たくさんの応援・激励をいただきました。また保護者の方々はじめ、日頃より音楽部へのご支援ご協力ならびに応援してくださっている多くの方々に心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
【音楽部】県コンクールにて銀賞受賞
8月24日(土)さいたま市文化センターにて行われた第67回埼玉県合唱コンクールに参加しました。
本校音楽部は、課題曲:G2『Deep River』、自由曲:『次元』(朝井リョウ作詞、三宅悠太作曲)を演奏しました。
結果は演奏31団体中13位に相当する銀賞でした。昨年度の銅賞から大きくステップアップしました。
本番ではミスもなく、部員1人1人が現在持てる力を出し切った演奏ができていたと思います(本校音楽部員たちはこのところ本当に本番に強いです。)演奏を終えた直後の部員の表情からは本番をいい演奏でやりきった達成感が感じられました。
しかし結果は銀賞。部員たちはこの夏、関東につながる金賞を目標に、聴き手の「心に届ける」「歌でうったえる」音楽を目指して日々活動していましたので、それだけに結果発表後の部員たち、特にこれで引退となってしまう3年生は、悔しさを浮かべていました。
力を出し切った演奏はできていました。しかし、それだけで突破できるほど埼玉の合唱のレベルは甘くないということを改めて感じました。(埼玉県の高校合唱は、現状全国でも屈指のレベルにあります。昨年度は全国1位と3位が埼玉県の高校でした。)
大会を経て、音楽部の今後の課題が見えてきました。声づくりや、よりシビアに音程をまとめ、声を美しく1つにまとめる、こういった時間をかけて作っていく部分がどうしても他の有力校・伝統校に比べると足りなかったのは事実です。声を出す基礎的な、かつ作っていくには地道に時間のかかる部分で、力負けしていたような印象です。
しかし、部員24名中ここで引退する3年生は3名のみ。1・2年生が21名残ります。ここからこの悔しさをばねにさらに飛躍する1年となるはずです。
最後になりますが、コンクールに向け日頃より音楽部へのご支援ならびに音楽部を応援してくださった多くの方々に心より感謝申し上げます。
【音楽部】龍興寺こども寺子屋に参加しました!
7月28日(日)、加須市にある臨済宗円覚寺派のお寺龍興寺さんが企画している「龍興寺夏休みこども寺子屋」に参加いたしました。小学生を対象にしたプログラムで朝から夕方まで様々な”授業”があるなかの一環として今年もお招きいただきました。
音楽部は合唱の披露(曲『スパークル』)と、小学生と一緒に歌う合唱体験を行いました。
デモ演奏の後で、パート別に分かれ小学生と練習し、最後に小学生と音楽部部員総勢150名あまりで『小さな世界』を合唱しました。普段とは違う環境に、各部員戸惑いながらも工夫して小学生へ指導をしていました。
お招きいただいた龍興寺様、今年もお世話になりました。ありがとうございました。
こども寺子屋のリンク(龍興寺ウェブサイト) https://ryuukouji.net/index.html
この企画が終わると、いよいよコンクールに向けての暑い濃密な夏がやってきます。この期間で部活は一回りも二回りも大きく成長します。そしてコンクール本番まで「心・技・体」万全な状態で夏を乗り切っていけたらと思います。
【音楽部】第33回定期演奏会を行いました。
7月21日(日)、パストラルかぞにて第33回不動岡高校音楽部定期演奏会を行いました。
第1部 ポップスステージ
第2部 大会曲ステージ・OBOG合同演奏
第3部 組曲『夜空の記憶のどこかに』
第4部 ディズニーメドレー
の計4部構成で今年はお送りしました。
今年は特に中心となる3年生部員の数が3人と少なかったのですが、学業も忙しい中、いくつもの役割を掛けもちながら演奏会準備を行っていました。その中で1人1人ができることを精一杯やった成果が、演奏やステージにも現れていたかと思います。
今回の演奏会に際しまして、多くの方々よりご協賛をいただきました。また日頃よりご支援ご協力をいただきながら、おかげさまで何とか今年度も演奏会を行うことができました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
【音楽部】文化祭初日!
不動岡高校の文化祭は2日間開催、2日間とも一般公開で行われ、多くの方がお越しくださいます。
音楽部は、初日に2つの企画で演奏を披露しました。
まずはFホールにて、音楽部としての演奏披露。
続いて、音楽室で行った音楽喫茶。
音楽喫茶では演奏の披露、ピアノ伴奏、食販メニューの販売と座席の誘導等、企画運営のほぼすべてを部員の力のみで行っています。とても主体的な取り組みです。
いずれの企画もたいへん多くの方に来場いただきました。ありがとうございました。
特に音楽喫茶は席が足りなくなるほどの盛況ぶりとなりました。喫茶というよりワンドリンク別のライブのような状況となってしまい、落ち着いて鑑賞できなかったかもしれません‥申し訳ありませんでした。今後の企画の改善点ですね。
【今後の音楽部の主な活動】
6月16日(日) 第69回埼玉県合唱祭(さいたま市文化センター、第Ⅰ部(10:30~13:00))
7月21日(日) 第33回定期演奏会(パストラルかぞ、入場無料)
【音楽部】文化部発表会にて演奏披露
令和6年度より新たに音楽部の顧問となりました牧野と申します。今年度に入りHP更新が滞っており申し訳ありません。
不動岡高校は1学期の中間考査が明け、学校祭ウィークに突入しています。
5月28日㈫、この日は学校祭の開会式および文化部発表会が行われ、音楽部はOfficial髭男dismの『宿命』を混声合唱で演奏しました。
1年生部員にとっては初のステージ発表、緊張も当然感じていたでしょうが、ハンドクラップなどを入れて明るく演奏し、鑑賞していた生徒をしっかりと巻き込んで、良い雰囲気の中で終えることができました。
今年度は1年生が13名入部し、特に男声が5名入部したことで、混声合唱を行う上で男声女声のバランスが以前より良くなりました。
学校祭期間中の今後の演奏機会は、
6月1日㈯ 不動岡ホール公演(11:20~12:00、不動岡ホール)
音楽喫茶(12:30~13:00、音楽室) があります。
一般公開で行います。たくさんの方のお越しをお待ちしております。